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xAPI ( Experience API )/ LRS/ cmi5 : 活用編

xAPI の特長と強み

xAPI には次の特長があります。

・複数の学習経験履歴データを統一形式で、詳細かつ大量に LRS ( Learning Record Store ) 記録します。
・データ統合によるビッグデータにおいて、データ間の相関関係の分析を行います。
・過去ビッグデータの分析から、現時点での人員と同様の先輩の傾向から予測ができます。
・詳細履歴の集計により行動実績の分析を行います。
・複数の LRS間ではデータの共有ができます。

等々、従来困難であった行動の視える化を進めることが可能となります。

xAPI 統合ビッグデータの活用例

・複数 LMS の学習履歴を統合して受講者別に一元管理ができ、また、学習管理システム以外でも人事システムや営業システム等の履歴データをLRSに共通フォーマットで登録できます。

学習/トレーニング実績と営業業績を比較することにより、パフォーマンスが不足している人への教育再受講を指示するなどのフィードバックを実施することが可能です。


人事属性と学習経験履歴のクロス集計により、職制・年代別等での学習経験履歴の比較分析ができます。
 大・中・小の各組織別の集計アウトプットが可能です。


・組織内ポータルにて発信されている情報が従業員個々にどれだけ認知・理解・共感されているか、サイトのアクセス履歴とアンケートやテストとの組み合わせによって、その関係性が明確になります。

・従業員意識調査と個別業績との相関関係分析により、ハイパフォーマーと一般従業員との意識差の特徴点を探ることができます。

・さらには、LRSに蓄積された情報を利用することにより、翌年度の組織改訂のシミュレーションが実施可能です。実異動の前にスキルや意識の分布を確認し、必要に応じて緊急の教育を実施する等、効果的な施策が実現されるのです。

・また、長期キャリアパスの観点から5年上の先輩の情報を確認した上で、現対象者が受講すべき教育/異動の候補等を抽出することができます。


・学校教育や企業における資格取得においては、学習成績と共に独習情報や eポートフォリオなどの情報を組み合わせてグラフ化し、それぞれの関係を把握することに有効です。

・過去ビッグデータの集計から、現時点での学生/従業員と近い傾向の先輩データを抽出し、今後、同様の傾向を取る可能性が高いものとして参考にすることができます。


・小学生から高校生までの 12年間の生徒を対象にする「K-12」の学習システムでは、生徒や保護者、講師とチューター(進路指導者)等の全員が参加できるポータル機能を重視する傾向にあります。

xAPI 詳細データの活用例

xAPI では Webや学習教材アプリケーション等における各詳細のアクションをアクションごとに LRSに記録することができます。学習やトレーニングの開始・終了、成績の合否のみならず、各受講者がどういう時間帯にどういったパターンで学習しているか等々の情報を取得でき、成績と比較分析が可能となります。
また、教材コンテンツの視聴状況を集計することにより、次回の改訂時に、繰り返し参照されている部分は追加して説明、参照が少ない部分は圧縮するなどの教材の改善を図ることができます。

詳細データ例:
・動画コンテンツの詳細視聴履歴:秒単位での視聴履歴
・チャプター内ページ毎の滞在時間
・チャプター内ページ毎の参照回数
・複数あるコンテンツやクイズ問題の学習順番
・テスト不正解に該当するチャプター該当部分の提示

xAPI の応用

今後、個々人のスキルに合わせたアダプティブ(パーソナライズ化)な学習が拡張していく見込みであり、ここでは、1単元=90~180秒のマイクロコンテンツで構成されるマイクロラーニングの活用に期待があります。
初期段階にてマイクロラーニングによりスキルレベルを測定した上でフォーマルな研修を実施し、その研修の一定期間後に個々人の忘却曲線に合わせて、再びマイクロラーニングで定着度を確認するという教育が実施できます。

LRSに記録されたデータは国際標準の規格ですので、ある人の学習経験履歴が登録された LRS①のデータを LRS②へ移動/共有させることができます。組織内異動・留学からの帰国・転職等々において、過去の学習経験データを持ち運ぶことが可能となります。

xAPI/ LRS/ cmi5 のご導入にあたって

以上、xAPI による関連システムは、ご利用者様ごとにニーズがそれぞれ異なります。そのため、ご導入にあたっては、当初、現状のヒアリングを行わせていただいた上で全体フレームの設計をいたします。

その上で、
 ① LRS の設定・インプットデータのステートメント定義
 ② アウトプットレポートの設計と作成
 ③ 必要に応じて新規アプリケーション開発
 ④ 業務システムとの連携機能

等を進めていきます。要件により、3~9ヶ月間程度の期間が必要となります。

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